プロのアドバイス 第14回
<失敗しないリフォームのために>
今月のテーマ・<建築法規のこと>
ちよっとだけ法律に関して
 みなさんも「建築基準法」というものがあることは、ご存知だと思います。
 リフォームも「建設業」のひとつですからこの法律の対象となります。
 「新築ではないから、リフォームは別」ではないのです。
 チョットした収納の工夫も、場合によってはこの法律の規制を受けることがあります。

 前回述べた出窓下の収納もケースによっては「出窓」ではなく「増築」の一種として扱われることもあります。
 また「小屋裏収納」も、その高さや面積などによっては「小屋裏」ではなく、「階」「部屋」と同じように扱われることもあります。
 「階段下収納」も部屋の面積に計算されるので、法律でいう「容積率」の対象になります。

 知らない所で「増築」を施工したようになってしまうことは良くあります。おおげさな増築でなくても「容積」が増えれば「増築」です。
 そんなに心配することはありませんが、「建ぺい率」「容積率」がぎりぎりの方は注意して下さい。 

  本当の「増築」をしようと計画して、容積オーバーで出来ない、ということもあります。
勿論「無届け」などは論外です。

      
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